オテンバSL生活(Restive horse SL Life)

昨夜のジョイとの会話。

「ねー、ジョイ、新ビューワー2.4.0試してみた？」
「うｍ」
「すごいねー」
「......。」
「だってさぁ、濡れたようなつやが出たり、影が楽に出せたりさー」
「うう、めんどくせぇ....」



「なんで？」
「だって、全部作り直しだぜ。しかも、二種類ずつ」
「ほよん？」
「影入れて世界を見てる人と、影いれないで世界を見てる人では、見え方に差が出るだろ」
「うん」
「テクスチャに影入れて立体感出してあった商品は、影入れてみると、影が濃すぎるんだ」
「あ、そうか」
「女神像とか彫刻系の顔作り直しだよ、、、。BumpMapのつやの見え方も変わったろ？影入りでちょうど良くテラテラに見えるように設定したら、影なしで見た人は、つやあり高のプリムなんか、金属の塊みたいにみえてしまうだろ？」

[影アリ]


[影ナシ]


「ほんとだーーー、影なしで見ると、金属のかたまりみたいな、ホウボウになってる。お気に入りのnaimaの波、影入りにしたら、色の濃淡が無くなって、白い紙で作った切り絵細工みたいになっちゃってるのも気になってたけど。。。。」
「だろ。買っていただくお客さんに、Bampmapの設定や、つやの設定は各自自分でやってなんて言えないだろ？だから二種類作ってどちらでもお使いくださいって説明書も入れて販売しなきゃいけなくなる」
「ええー！そんな複雑な説明を、日本語ならともかく、英語でも？」
「当然だろ。そんなことはいいが、作り直す方の身になってみろよ」
「ジョイの商品はね、全部で約、300種類くらいあるよ」
「.....。おまえやって。」
「私できないもーーん。作るのはジョイの役目でしょーーーーー！」



「あれ、どこいった？ジョイ？」
「ここだよ」
「ちっちゃ！ダンゴウオ？見えないよ、それじゃ」
「.....まだ問題があるんだよ。今度Meshプリムっていうのが実装される予定になってるだろ」
「うん」
「あれは、Meshブラウザというのでインする人だけ見えるものなんだよ。装着もそのブラウザでしかできない」
「ふむふむ。それがどうかしたの？」
「わかんないやつだなー。だからさ、もし、Meshプリムの製品が人気になって、Meshプリム多用してくるようになったとするだろ？そしたら、通常ビューワーの人は“なにこれ！買ったのに着れないし、Rezしたら、ぺったんこの板になったわっ”て、怒られるんだぞ」
「あっ、あの犬のひらきみたいになっちゃうのか」

参考：続々Meshベータブラウザ
http://kyota.slmame.com/e983886.html

「そゆこと。だから、いずれは、Meshブラウザ用と、通常ブラウザ用と、影なしで見てる人用と、影ありで見てる人用の4種類同じものを作って同梱しないと不親切になる」
「えええええええええ」
「めんどくせーだろ？」
「それは、確かにめんどくさい.....じゃあ、今のうちにいっぱいつくって、売っちゃおう！」
「あほか！俺は、Meshが実装されるまで、なんもつくんねーぞー」
「えーーーーーー」

　ブラウザの新機能にわくわくしていたら、なんだか販売する側にとっては、あまりうれしくない状況になってるのかもしれない。でも、より、表現できることが増えるわけだから、すばらしいものがたくさんインワールドに登場するのは間違いないよね。ね。

　SSや動画撮る時は影つきで、最高のグラフィック。
　他の人のSIMの展示を見たり、ショーを見るときは、影を抜いて、通常ビューワー基準でみる等、使い分けていくことが必要になってくるのかもしれない。

　初心者の人は、いきなり今のV2を使うわけで、なんだか混乱しないかぁと思ってみたり。
　私が思ってもどうしようもないのだけど.....。

　それにしても、ジョイはちゃんと情報の先を読んでるなぁ、えらいなぁ（あたりまえ？私があほ？）。

参考：メッシュタグ