kyota Spitteler
2009年10月22日
08:06
リンデンが、サードパーティ製(つまり、リンデン社以外のところが作った)ビューワーに対しての見解を発表しましたねー。
https://blogs.secondlife.com/community/community/blog/2009/10/20/third-party-viewer-policy
上記についての内容は、ざっとこちらに解説してあります。
サードパーティ製ビューアーに関する方針
http://minori.slmame.com/e758584.html
つまり、他の人が作ったビューワーについても、リンデン社は、ビューワーを登録制にして、登録されたものしかSecondlifeへのログインが出来ないなどの制限をつける考えのようです。
サードパーティビューワーは、自己責任!って言われるかと思っていたのに、リンデンさん、なかなかやりますね。逆にお墨付きがついたビューワーなら、安心して使えるので、SLの楽しみ方の幅も広がります。
でもこのことでわかることがあります。今、サードパーティ製ビューワーにリンデンが触れたということは、今出回っているビューワーの中には、セキュリティ的に問題のあるものがある、と言っているのと同じことだからです。やっぱり今は、へたにサードパーティ製ビューワーを使わない方がいいのかしらん、、、と思ってしまいます。
ビューワーに、可能なすべての機能を押しこんだとしても、罪にはなりません。自分では設定してないので未確認ですが、サードパーティビューアーの中には、CopyBot機能が組み込まれているものもあるようです。確かに、他人のものだろうとなんだろうと、インワールドにREZしてあれば、それをビューワーが読み込んで成り立ってる世界ですから、ビューワーはテクスチャなど、すべてのデータを取得しているわけです。それを取り出す機能をつけるのは、そんなに難しくはないのでしょう。所詮、デジタルデータですから。
ナイフを製造している人たちに問題がないのと同じで、それを悪用するかどうかは、使う人の考え方次第。ビューワーを作った側を訴えることができないでしょう。とはいえ、Copy Bot機能がある、、などといわれているビューワーの噂をきくにつけ、、「悪意がなくて、どうしてそんな機能を乗せちゃうわけ?他にどんな利点があるわけ?なんの役にたつわけ?」っと、私は思ってしまいます。
CopyBotについては、
ずいぶん前から存在がわかっています。リンデンも公式blog上で、何度か発言をしていますが、リンデンとしては、RLと同様、被害にあったらアメリカの法律にのっとって公式に訴える方法を奨励しています。逆に言うと、他に防ぎようがないんですね。でも、当時(上記の記事は2006年のもの)はCopy Botがオブジェクトとして販売されて出回っていたようですが、今回はとあるサードパーティ製ビューワーへの実装らしいですから、知らない人が、知らずにそういうことをしてしまう可能性もあるわけで、やっぱりリンデンも黙ってはいないということでしょうか。
とにかく、どこかの政治家のようにうやむやにせず、この問題に積極的に取り組む姿勢を見せたリンデンに、拍手。まぁ、自分を守ってるわけですから、あたりまえといえば、そうだけど。願わくば、サードパーティ製のビューワーのいいところをどんどん、公式ビューワーに実装し、サードパーティ製などまったく歯が立たないようにしていただければ、私たちユーザーにとってこれ以上いいことはないですね。
リンデンさん、一筋縄ではいかない問題だろうけど、この調子でがんばってくださいw
ということで、やはり、
先日も書いたとおり、初心者の人はとりあえず、公式版を使うことをお勧めします。公式以外のビューワーを、チャレンジャーな人が使うのは止めないけど、ちょっと試す程度にしておくくらいに留めておいては、どうでしょうか。まぁ、もちろん、やましいことがない限り、どんなビューワーを使おうが、自己責任覚悟なら個人の自由だけどね。
しかし、私は、Copybot対策に過剰になって、対策グッズをおいたり、インワールドにべったりいる気はしないなぁ。ものづくりしたらすぐ、ソラマメとかkoinupなんかに紹介してるから、誰が先に作ったかは、調べればすぐわかるし。
と、つらつらとなんだか、偉そうに語ってしまいましたー。失礼^^;
最後に宣伝w
支店の本屋さんの宣伝で、上記のスキンのラッキーボードやってます。きてねー
きょうた書房
http://slurl.com/secondlife/Koenji/86/144/37